眼科の診療案内
当院では、白内障レーザー治療、緑内障診断で重要な視野検査、ものもらいや、さかさまつげなどの外科手術、糖尿病網膜症や加齢性黄斑変性などの眼底疾患など、幅広い対応を行っております。また、メガネ処方、コンタクトレンズ処方なども行っておりますので、眼科全般どのような事でも、お気軽にご相談ください。
当院ではより清潔な条件で硝子体内注射を行うために手術室で行います。
注射の痛みに対する不安を軽減するために、白内障手術の時にも使用する点眼麻酔薬を使用、注射針は34Gの極小針で行います。
人の目はよくカメラにたとえられます。
カメラのレンズに相当する働きをするのが水晶体です。
この水晶体が白く濁り、視力が低下する病気が白内障です。
以下の様な症状が現れます。
1.かすんで見える
2.まぶしくなる
3.暗くなると見えにくくなる
4.一時的に近くが見やすくなるが遠くは見えにくくなる
5.二重、三重に見える
緑内障とは、視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。正面を向いて、前方を見たときに、片目で見える範囲を、視野といいます。緑内障になると進行性に、視野が狭くなり、失明につながる怖い病気です。
初期段階は、中心部から離れた部分(特に鼻側上部から下部に多い)に、見えない場所が出来て、自覚症状がないまま徐々に広がっていきます。
緑内障には以下のような種類があります。
隅角と呼ばれる部分が狭くなったり閉塞して起こる緑内障です。
ほかの病気や薬の影響で眼圧が上昇し、起こる緑内障です。
眼圧は、正常範囲なのに起こる緑内障です。
日本人の緑内障の6割を占め、40歳以上の17人にひとりと、言われています。
緑内障の治療は、眼圧のコントロールです。
一度障害された視神経は、もとに戻らないので、それ以上悪くさせないようにします。
緑内障の点眼薬は、どんどん開発されております。
一剤で効かない場合は、多剤併合療法を行います。
点眼でもコントロールできない場合、一時的に内服薬を使用します。
緑内障の種類によってレーザー光をあてる場所が異なりますが、やはり眼圧のコントロールを目的とした治療です。
糖尿病は、からだのエネルギー源となる血液中のブドウ糖(血糖)が、なんらかの原因で過剰となった状態です。血糖が高いと血液がドロドロになり、からだのあちこちの血管にも影響を与え、やがて血管がボロボロになります。
目の中にある網膜は光を感じる細胞がたくさん集まっており、とても血管が豊富なところです。糖尿病では、この網膜の血管にも悪影響を及ぼしてしまうのです。糖尿病にかかってすぐに、糖尿病網膜症になるとは限りません。
この病気の怖いところは、病気は進行しているのに目の痛みや、視力障害などの自覚症状や外見の変化がなかなか現れないことです。
それだけに、病気が発見されるのが遅れ、気がついたときにはかなり重症になっていることも決して少なくありません。
糖尿病網膜症は、糖尿病になってから血糖コントロールを十分しないまま放置していると、7~10年が経つうちに合併症としてじわじわと発症するといわれています。
加齢黄斑変性とは視野の中心、見たいところが見えづらくなる病気です。
老化に伴って黄斑の組織に異常が起こると、中心部がダメージを受けて視野の中心部が写っていないように、最も見たい部分が見えづらくなります。
視界の中心が歪む、視界の中心が薄暗い、視界の中心が黒く欠けるなどの症状があります。片眼で発症していても、もう一方の眼が視力を補って気づかない場合があります。時々、片眼ずつ見え方に異常がないかチェックしましょう。
治療方法には、内服薬、注射、レーザー治療などがあります。少しでも気になる場合は眼科で検診を受けてください。
予防には、規則正しい生活、喫煙を控える、紫外線カットのメガネやサングラス、バランスのとれた食事を心がけましょう。
ドライアイとは涙の量が減ったり、涙の成分が変わってしまうことで、眼が乾き角膜や結膜に障害が起こる疾患です。主な症状としては眼が乾きやすい、眼が疲れやすい、眼が重たい感じがする、なんとなく眼に不快感がある、眼がごろごろするといったものです。意識してまばたきをしたり、加湿器やぬれタオルなどで適度な湿度をたもったりすることが大切です。
視力検査器
オートレフケラトメーター
ノンコンタクトトノメーター
スペキュラーマイクロスコープ
前房蛋白測定装置
光学式眼軸長測定装置
コントラスト感度測定装置
網膜レーザー装置
Aモード測定装置
眼科手術用顕微鏡
ヤグレーザー手術装置(YAG)
白内障手術装置
空気清浄機
生体情報モニター
ハンフリー視野検査
眼底カメラ